診療所で働く看護師のスケジュール
診療所とは、病床数が19以下の医療施設を意味しています。規模の小さい医療機関というイメージですが、病床を設けずに、外来診察だけを行っているところが多いですね。
○○医院とか○○クリニックという名前が付いているケースがとても多いです。
地域住民の方からすれば一番身近にいる町のお医者さんということで、内科や胃腸科、泌尿器科など、複数の診療科目を標榜している診療所も多いです。
たいていの診療所は、医師が1人、看護師が数人、事務スタッフが数人という小さい規模で運営されています。
看護師の働き方も様々であり、常勤で1日を通して勤務している人もいれば、午前中だけ、あるいは午後だけというパートタイマーで働いている看護師もいます。
また、山村の診療所の場合は、その地域でたった一つの医療施設という場合もあります。このような診療所では、入院用のベットも設けられており、何かあれば医師や看護師が24時間体制で駆けつけられるようなシステムになっています。
以下に、病床の無い診療所での看護師の基本的なスケージュルをまとめてみました。
8:30〜 制服に着替えて、患者さんの受け入れる準備をします。
9:00〜 診察開始となったら、一番初めに受付を済まされた患者さんの診察室に迎え入れます。初診の場合は、事前に問診をすることもあります。診察中は医師のサポートを行い、場合によっては血圧測定や採血、点滴を行うこともあります。
その後も順番に患者さんを診察にお呼びし、診察が円滑に進むようにサポートしていきます。
12:00〜 午前中の診療受付がストップされます。そして、最後の患者さんの診察が終ったら、昼休みに入ります。混んでいる場合は、昼休みが13時以降になることもあります。
14:00〜 午後の診察の開始です。午後は午前中と比べて比較的空いている時が多いようです。
17:30〜 午後の診察の受付が終了です。最後の患者さんの診察が終ったら、診察室や治療室の片付けを行い、簡単にお掃除します。全てが終ったら、1日の業務が終了します。
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